学内講座コード:340314
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
東アジアの中の日本―新皇・平将門の歴史と伝説
申し込み締切:
2024年02月04日 (日) 23:30
開催日時:
2月 6日(火)~ 2月27日(火)/15:05~16:35
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・古代から中世へと移りゆく中国大陸・朝鮮半島・日本列島の歴史を学びます。
・十世紀前半に興亡した平将門の勢力を中心として摂関時代における地方政権の成立過程を観察します。
・古代貴族の没落と中世武士の興隆のはざまに展開した日本の歴史を東アジアの変動のなかでとらえます。
【講義概要】
十世紀前半935年世にいう平将門の乱が始まりました。将門は坂東諸国を領有し、939年新皇を自称して関東地方に独立政権を築くかにみえましたが、ほどなく滅ぼされました。この動乱と西国海賊の反乱とを皮切りに、地方武士が歴史の表舞台に登場してきます。古代貴族の世から中世武士団の時代へと、どのように移行してゆくのでしょうか。各地にのこる伝説の雲におおわれた平将門という存在に、軍記物語『将門記』などの史料を駆使して真実の光をあててみたい。そこに唐から宋へ、新羅から高麗へという国際情勢の変動が影をおとしているのを見ることができるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 2/ 6(火) 平将門の伝説と真実
第2回 2024/ 2/13(火) 『将門記』という書物
第3回 2024/ 2/20(火) 平将門の虚像と実像
第4回 2024/ 2/27(火) 東アジア史上の平将門の乱
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は3月5日(火)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 大井 剛 |
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肩書き | 元東京成徳大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。東京大学文学部、ユネスコ東アジア文化研究センター勤務、学習院女子大学・山梨大学・麗澤大学大学院等の非常勤講師を経て、東京成徳大学教授(2006~2018年度)。専門は東アジア文化交流史。論文に「年号論」(『アジアのなかの日本史』第5巻)など。 |
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