学内講座コード:240306
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
『国籍』の歴史学―国家・国民・国籍の関係性を考える
申し込み締切:
2024年01月13日 (土) 23:30
開催日時:
1月15日(月)~ 2月19日(月)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・西欧で国籍が生まれた歴史を理解する
・国籍の範囲は流動的であり、時代や政治により変化してきたことを理解する
・国家・国民・国籍の関係性を考える
・これらを通し日本の国籍の在り方について考える
【講義概要】
最近、子どもは親の当たり外れを選べないという意味で、「親ガチャ」という言葉が使われる。国際的には、実は親ガチャ以前の「国ガチャ」が問題となっている。生まれついた国はなかなか変えられないからである。だから移民や難民は豊かな国を目指して国境を越え、その国の国籍を得ようとする。しかし、国籍とはそもそも何なのか。私たちは人に国籍があることを当然のことと思っているが、実際には国籍は喪失し得るし、はく奪されることもあり、また再獲得できる。国籍による国民の範囲も流動的で、時代や政治状況によって揺れ動いてきた。こうした国籍をめぐる西洋の歴史を振り返り、同時に私たち「日本人」の境界について考える。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/15(月) 導入:国籍って何だ?
第2回 2024/ 1/22(月) 国籍の付与
第3回 2024/ 1/29(月) 国籍の剥奪
第4回 2024/ 2/ 5(月) 軍隊と国籍
第5回 2024/ 2/19(月) 移民・難民と国籍
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は2月26日(月)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 武井 彩佳 |
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肩書き | 学習院女子大学教授 |
プロフィール | 博士(文学、早稲田大学)。専門はドイツ現代史、エスニシティ研究、ホロコースト研究。著書に『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社)、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)、『〈和解〉のリアルポリティクス―ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房)、『歴史修正主義』(中央公論新社)など。 |
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