学内講座コード:140703
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
「戦後」の日米関係裏面史
申し込み締切:
2024年01月16日 (火) 23:30
開催日時:
1月18日(木)~ 2月15日(木)/13:10~14:40
入学金:
-
受講料:
17,077円
定員:
30名
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・隠された真実を掘り起こしながら、戦後の日米関係史の理解を進める。
・原爆と原発、沖縄返還など、戦後の重大な現代史を見直す機会にしてほしい。
・「ロッキード事件」のような大事件に米国が関わっていた真相を記憶にとどめてほしい。
・アメリカが「対日心理戦略」を展開し、CIAの「秘密工作」を行った歴史を掘り起こしたい。
【講義概要】
戦後、日本人は「アメリカ好き」になり、自民党政権が長期化したのはなぜでしょうか。裏面で何があったか、追及したいと思います。実は、在日米大使館は「対日心理戦略」の一環で、民放ラジオ放送局に「明るいアメリカ」を伝える番組を無料で配布していたり、米国政府は「保守合同」を強く支持し、自民党を選挙で勝たせるために米中央情報局(CIA)が秘密工作を行っていました。
また、多くの国民が核廃絶を願いながら、原子力平和利用を受け入れたのはなぜでしょうか。沖縄返還に尖閣諸島の問題が絡んでいた事実、さらに「ロッキード事件」で田中角栄が逮捕されたのはなぜなのか、証拠の史料を見ながら考える講義にしたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2024/ 1/18(木) 自民党長期政権のナゾ
第2回 2024/ 1/25(木) 「原爆」から「原発」への奇妙な展開
第3回 2024/ 2/ 1(木) 反共情報基地としての日本の現実
第4回 2024/ 2/ 8(木) 沖縄返還と尖閣問題の秘密
第5回 2024/ 2/15(木) ロッキード事件と「日中国交正常化」
【ご受講に際して】
◆今年度秋学期の講座名と酷似していますが、全く新しい内容となります。
◆毎回、手作りのレジュメをお渡しします。
◆休講が発生した場合の補講は、2月22日(木)を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 春名 幹男 |
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肩書き | 国際ジャーナリスト、元共同通信ワシントン支局長 |
プロフィール | 国連、国務省、ホワイトハウス、米中央情報局(CIA)などを現地で取材。在米報道はニューヨークとワシントンで計12年。国連特派員協会第2副会長やナショナルプレスクラブ国際委員長を務めた。共同通信特別編集委員を最後に退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学大学院客員教授を歴任。外務省の「密約」調査で有識者委員を務めた。著書に『ヒバクシャ・イン・USA』『スクリュー音が消えた―東芝事件と米情報工作の真相』『秘密のファイル―CIAの対日工作』『仮面の日米同盟』『ロッキード疑獄―角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』など。ボーン上田記念国際記者賞、日本記者クラブ賞、早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。 |
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