学内講座コード:310328
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
イギリス社会から読むバーネットー映画と物語の世界 『小公子』『小公女』『秘密の花園』にみる英米インド、田園と都市を考える
申し込み締切:
2023年04月19日 (水) 23:30
開催日時:
4月21日(金)~ 5月19日(金)/10:40~12:10
入学金:
-
受講料:
13,662円
定員:
24名
講座回数:
4回
講座区分:
前期
その他:
会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
補足:
-
【目標】
・イギリスとアメリカの両国にわたって活躍した作家バーネットの生涯を知る。
・バーネットの主要三作品の詳細な分析から背景の文化や社会状況を知る。
・具体的には、アメリカとイギリスの関係、イギリスとインドの関係、19世紀イギリスの学校と子どもたちの生活、イングリッシュ・ガーデンの歴史などを知る。
・映画化されたときの変更点や強調点から、アダプテーション(翻案)について考える。
【講義概要】
イギリス生まれ、アメリカ育ちの女性作家フランシス・ホジソン・バーネットは非常にたくさんの小説を書いたが、今読まれているのは子どもむけの3作、『小公子』『小公女』『秘密の花園』だけである。どれもが古典的名作として名高いが、よく読むとこれらの本には、子どもたちの暮らしはもちろん、19世紀から20世紀初頭のイギリスとアメリカ、インドとの国際関係や、都市と田園、庭園などの文化背景が浮かび上がる。この講義では作者の人生をたどり、主要三作品を分析、また映画化と比較することで、理解を深めていきたい。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/21(金) フランシス・ホジソン・バーネットの生涯と映画になった彼女の作品
第2回 2023/ 4/28(金) 『小公子』と和解するイギリスとアメリカというテーマ
第3回 2023/ 5/12(金) 『小公女』と植民地インド
第4回 2023/ 5/19(金) 『秘密の花園』とガーデニング
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 川端 有子 |
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肩書き | 日本女子大学教授 |
プロフィール | 神戸大、関西学院大英文科出身。英国の大学院で児童文学を学び、PhDを取得。現在日本女子大学では児童文学を教えているが、イギリスのヴィクトリア朝の文化や文学、とりわけ女性と子どもの読み物、暮らし一般を研究している。著書『英国レディの世界』『ヴィクトリア朝の女性と暮らし』『小説家フランシス・ホジソン・バーネット』など。 |
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