学内講座コード:210114
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
若者文化から現代中国を考える-サブカルチャー・SF・村上春樹と人々の心
申し込み締切:
2022年05月26日 (木) 23:30
開催日時:
5月28日(土)~ 6月 4日(土)/13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。
入学金:
8,000円
受講料:
11,880円
定員:
26名
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
ビジター価格 13,662円
補足:
-
【目標】
・現在の中国で何が起こっているのか、文化を中心に理解を深める。
・SFを中心に、現在の中国の人々が関心を持っている作品に触れてみる。
・中国ならびに世界で起こっている文化の変容と、社会が直面している問題の繋がりについて考えてみる。
【講義概要】
今、中国のSFが熱い。劉慈欣の『三体』と?景芳の「折りたたみ北京」がアメリカ最大のSF賞・ヒューゴー賞を受賞して以来、日本だけでなく世界中で大ブームである。中国でも、若者はもちろん中年のビジネスマンまで、年齢や性別を越えてSFに関心が広がっている。その背景には、若者のブカルチャー志向と結びついた文化の大きな変貌と、中国の人々の未来への期待と不安がある。国境を超えて広がるその現象は、世界の構造の変化と深く結びついている。今、中国で何が起こり、それは世界やわたしたちとどう繋がっているのか。実際の作品に触れながら、文化の側面から今日の中国・日本・世界の問題について考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 5/28(土) 中国のSF熱と中国社会が直面する問題
第2回 2022/ 6/ 4(土) 文化の変容と今日の世界
【ご受講に際して】
◆劉慈欣『三体』、陳?帆『荒潮』、?景芳『折りたたみ北京』『一九八四年に生まれて』などに触れます。(読んでいるとより理解しやすいでしょう。)
◆郭敬明、韓寒、村上春樹などについても触れます。(特定の作品を読んでくる必要はありません。)
◆パンフレットより講義内容が一部変更となりました。
◆休講が発生した場合の補講日は6月11日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 千野 拓政 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 大阪府生まれ。専門分野は中国近現代の文学・文化。中国の上海大学・南京大学でも同分野の研究指導を担当している。今回の講座のテーマに関連する著作として、『東アジアのサブカルチャーと若者のこころ』(勉誠出版、編著、2012年)、『越境する東アジアの文化を問う――新世紀の文化研究』(ひつじ書房、編著、2019年)などがある。 |
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