学内講座コード:730223
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
顔の考古学
申し込み締切:
2021年09月25日 (土) 23:30
開催日時:
9月27日(月)~12月 6日(月)/15:30~17:00
入学金:
8,000円
受講料:
17,820円
定員:
90名
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 20,493円
補足:
-
【目標】
・顔に関する考古資料の分析を通じて、縄文時代~平安時代の精神史を理解する。
・異形の表現の分析を通じて、その解釈の妥当性を検証する。
【講義概要】
縄文時代の土偶、弥生時代の木製の仮面と顔のついた壺形土器、古墳時代の人物埴輪、律令期の一つ目の鬼を描いた墨書土器など、〈顔〉を意匠とする造形品には、古代人のいかなるメッセージが込められていたのでしょうか。この講義では、人骨の抜歯、絵画にみるイレズミの表現、笑いの誇張表現、装身具などの資料を、考古学を中心に文献や民族誌を駆使して分析します。そして、顔への意識の変化と社会的背景を〈異形〉をキーワードに読み解きます。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/27(月) 日本最古の妖怪画
第2回 2021/10/11(月) 方相氏と「鬼は外―豆まき-」の起源
第3回 2021/10/25(月) 黥面考-顔のイレズミの歴史-
第4回 2021/11/ 8(月) 縄文土偶の顔
第5回 2021/11/22(月) 弥生時代の笑い顔
第6回 2021/12/ 6(月) 異形の精神史
【ご受講に際して】
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆休講が発生した場合の補講は、12月13日(月)を予定しております。
◆『顔の考古学―異形の精神史』(吉川弘文館)の内容を中心に講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。購入方法は、講座初回時にも案内します。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 設樂 博己 |
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肩書き | 東京大学名誉教授 |
プロフィール | 1956年生まれ。静岡大学人文学部人文学科卒業、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。専門は日本考古学(とくに縄文・弥生時代の文化と社会の研究)。国立歴史民俗博物館考古研究部助手・助教授、駒澤大学文学部助教授・教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授を歴任。主な著書に、『顔の考古学―異形の精神史-』(吉川弘文館)、『弥生時代-邪馬台国への道-』(敬文舎)、『弥生時代人物造形品の研究』(同成社:編共著)、『弥生文化形成論』(塙書房)、『十二支になった動物たちの考古学』(編著、新泉社)、『縄文社会と弥生社会』(敬文舎)、『弥生再葬墓と社会』(塙書房)、『原始絵画の研究論考編』(編著、六一書房)、『三国志がみた倭人たち-魏志倭人伝の考古学-』(編著、山川出版)など。 |
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