学内講座コード:330102
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
『日本書紀』を読む 巻第十四・雄略紀(後半部)~巻第十五・清寧紀
申し込み締切:
2019年09月30日 (月) 23:30
開催日時:
10月 2日(水)~11月27日(水)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
14,850円
定員:
40
講座回数:
5回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 17,077円
補足:
-
【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。
【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第十四・雄略天皇条(後半部)から巻第十五・清寧天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第十四・雄略天皇条(前半部)を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』『風土記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 2(水) 『日本書紀』巻第十四・雄略紀(前半部)までの各天皇条の概要 / 巻第十四・雄略紀:秦の民と養蚕、漢部、土師連と食器
第2回 2019/10/16(水) 巻第十四・雄略紀:伊勢の朝日郎征討、百済の滅亡と復興支援、水江浦島子伝説
第3回 2019/10/30(水) 巻第十四・雄略紀:雄略天皇の遺詔、崩御、陵墓、吉備臣尾代の蝦夷征討、後世の受容
第4回 2019/11/13(水) 巻第十五・清寧紀:系譜、立太子、星川皇子の謀反と殺害
第5回 2019/11/27(水) 巻第十五・清寧紀:即位と宮都、前天皇の造陵と殉死、億計・弘計二皇子の発見、風俗巡見、崩御、後世の受容
【ご受講に際して】
◆2019年度春学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本書紀(三)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000434)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 小林 真美 |
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肩書き | 東京理科大学講師、古事記学会理事 |
プロフィール | 1976年山梨県生まれ。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『古事記 日本書紀に出てくる謎の神々』(同・新人物往来社)等がある。 |
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