学内講座コード:230238
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校 (東京都) ]
講座名:
熊野詣の歴史と熊野古道
申し込み締切:
2019年10月03日 (木) 23:30
開催日時:
10月 5日(土)~12月14日(土)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
20,790円
定員:
30名
講座回数:
7回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 23,908円
補足:
-
【目標】
・日本の歴史に大きな影響を与えた熊野と、その地へ巡礼する熊野詣の歴史について学びながら、日本中世の社会や文化の特質についての理解を深める。
・宗教と不可分に結びついた日本中世という時代についての理解を深める
【講義概要】
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の重要な構成要素となっている熊野の地は、紀伊半島の南端に位置し、10~16世紀頃の日本では、たどり着くこと自体が困難な聖地でした。熊野のもつ不思議な霊力・魅力は、やがて多くの人の心をとらえ、その地へと巡礼する熊野詣が大きな流行となっていきました。この講義では、そうした熊野詣の歴史を、実際に熊野に参詣した人たちの日記という史料を紐解きながら、たどっていきたいと思います。また、あわせて都から熊野へと至る熊野参詣道(熊野古道)の実態にも目を向けます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 5(土) 熊野参詣道を歩く
第2回 2019/10/19(土) 熊野のあけぼの
第3回 2019/10/26(土) 熊野詣のはじまり
第4回 2019/11/16(土) 熊野御幸と随行者
第5回 2019/11/23(土) 熊野御幸と芸能
第6回 2019/11/30(土) 「蟻の熊野詣」から伊勢参りへ
第7回 2019/12/14(土) 熊野三山の宝物と熊野詣の文化財
【ご受講に際して】
第1回と第7回の講義はスライドをご覧頂きながらの講義になる予定です。その他の回はレジュメを配布し、それに基づいて講義を進めます。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史の旅 熊野古道を歩く』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642081023)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 高木 徳郎 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1970年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。和歌山県立博物館にて、高野山・根来寺・熊野三山などに関する文化財の展示に従事。専門は日本中世史で、高野山が領有した荘園などをフィールドにした荘園史・村落史・環境史などを研究している。和歌山には現在でも年3~4回通う。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.