学内講座コード:110511
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
インド仏教へのいざない 仏教の源流をもとめて
申し込み締切:
2019年04月08日 (月) 23:30
開催日時:
4月10日(水)~6月19日(水)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・インド仏教の思想への関心を深める。
・仏教の基本的教理事項の意味内容を理解する。
・インド的な思惟の傾向性を把握する。
【講義概要】
インドで発祥し体系化された仏教思想の基本的な枠組みを捉えるために、その展開において重要と見なされるいくつかの教理事項の本来の意味を原典に基いて解きあかします。ウパニシャッドの哲学的諸観念への一瞥を経たのち、仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追って辿ります。教理形成の流れはおおまかに初期、法論、中観、唯識という四つの系統に区分されますが、春期では仏教全般の基礎となる教理事項の多くが含まれる最初の二つの思想圏が主題となります。そのなかから例えば「四聖諦」「五取蘊」「縁起」等が取りあげられ、その意味内容の解説を軸として授業が進められます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) 再死から輪廻へ
第2回 2019/ 4/17(水) 火または光としてのアートマン
第3回 2019/ 4/24(水) ブッダの最初の説法
第4回 2019/ 5/ 8(水) ブッダの語り
第5回 2019/ 5/15(水) 五取蘊(1)
第6回 2019/ 5/22(水) 五取蘊(2)
第7回 2019/ 5/29(水) 十二支縁起(1)
第8回 2019/ 6/ 5(水) 十二支縁起(2)
第9回 2019/ 6/12(水) 法の諸相
第10回 2019/ 6/19(水) 解脱への道
【ご受講に際して】
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目ざすものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学。マールブルク大学外国語文献学領域にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。 |
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