学内講座コード:330224
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
地形と地名の関係 「この地名が危ない」という話に惑わされないために
申し込み締切:
2018年10月03日 (水) 23:30
開催日時:
10月 5日(金)~11月 9日(金)/15:00~16:30
入学金:
8,000円
受講料:
8,748円
定員:
40名
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
ビジター価格 10,060円
補足:
-
【目標】
・原始の昔から存在した地名。特に多い地形の特徴を捉えて名付けられた地名の基本を学ぶ。
・東日本大震災以降にあふれた地震や津波などに関する「災害地名」の真偽を考える。
【講義概要】
地名の原点は、複数の人の間で土地を特定するために用いる「符号」である。赤土の谷間であれば赤谷、日当たりの良い場所なら日向、目立つ木があれば一本松といった具合に、地形や地物、土の乾湿の状態や風向き、地盤の崩れやすさ、川が蛇行している様子などさまざまなランドマークや土地の状態などを基に、先祖代々にわたって無数の地名を名付けてきた。ところが近現代に入ると地名は一気に流動化した。地名の好き嫌いや土地の売れ行き、合併での駆け引きなどさまざまな要因で地名は変えさせられ、消され、あるいは新造されている。この講座ではこれら各種の地名の中で最も古い類型に属する「地形に関する地名」を中心に、知っておきたい地名の基礎を学習する。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 5(金) 地名の命名原理:最も基本的な地名として山・谷・崖・坂など地形に関する地名について学ぶ
第2回 2018/10/19(金) 水に関する地名:海や川の流れ、池や沼など、水とその地形に関する地名について学ぶ
第3回 2018/11/ 9(金) 「災害地名」に惑わされないために:興味本位に取り上げられる「危険な地名」の言説を検証し、地名のあり方について考える
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 今尾 恵介 |
---|---|
肩書き | 地図研究家、一般財団法人日本地図センター客員研究員 |
プロフィール | 著書に『番地の謎』(光文社)、『地名の社会学』(角川学芸出版社)、『地図で読む戦争の時代』(白水社)、『東京凸凹地形散歩』(平凡社)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマ―新書)など多数。『地図マニア 空想の旅』(集英社)で斎藤茂太賞、『地図と鉄道』(洋泉社)で交通図書賞を受賞。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.