学内講座コード:130511
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
インド仏教へのいざない 仏教の源流をもとめて
申し込み締切:
2018年10月01日 (月) 23:30
開催日時:
10月 3日(水)~12月 5日(水)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
30
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・仏教教理のインドにおける展開のなかで重要視されたいくつかの基本的な事項の本来の意味を原典での用例を参照しながらよりよく理解すること
・たとえば「空性」「中道」「宿在識(阿頼耶識)」「唯表識(唯識)」等という教理上の基礎概念の内容を把握すること
【講義概要】
春期からの継続授業です。仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追ってたどっていきます。仏教教理の流れを初期、法論(阿毘達磨)、中観、唯識という四つのおおまかな系統に区分し、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらが基本的にはいかなる意味をもつのかを考えていきます。春期の授業の進捗を踏まえたうえで、秋期にはおもに大乗の二大系統である「中観」と「唯識」に焦点を当てます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 智慧の至高性(般若波羅蜜)
第2回 2018/10/10(水) 菩薩の転成(廻向)
第3回 2018/10/17(水) 多端性(戯論)による分別
第4回 2018/10/24(水) 空性と依存生起(縁起)(1)
第5回 2018/10/31(水) 空性と依存生起(縁起)(2)
第6回 2018/11/ 7(水) 顕示としての世界(唯識)
第7回 2018/11/14(水) 識の転変(1)
第8回 2018/11/21(水) 識の転変(2)
第9回 2018/11/28(水) 三種の本質的様態(三性説)
第10回 2018/12/ 5(水) 宿在する識(阿羅耶識)
【ご受講に際して】
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目指すものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学。マールブルク大学外国語文献学領域にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。 |
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