学内講座コード:320302
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
フランス革命 維新150年の日本から今一度考えてみる
申し込み締切:
2018年08月22日 (水) 23:30
開催日時:
8月24日(金)~ 9月 7日(金)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
8,748円
定員:
54
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
ビジター価格 10,060円
補足:
-
【目標】
・フランス革命の歴史的研究と評価とがどのように推移してきたのか、その概略を理解する。
・複雑な出来事が連鎖したフランス革命の推移について、そのポイントを理解する。
・フランス革命を世界史的な視野に位置づけて理解する。
・フランス革命がなぜ後世の政治や社会に関する議論にまで影響力をもったのかについて考えてみる。
【講義概要】
18世紀末にフランス革命という出来事があったことは、日本でも多くの人が知っていると思います。かつては歴史研究の世界でも、フランス革命を一種の近代的革命モデルとして明治維新を考えるような認識態度が取られることもありました。そのフランス革命史の研究は、この50年ほどの間に大きく変化してきたと言えます。本講義では、そうした研究上の変化を概観しながら、現時点において、出来事としての革命の推移はどのように整理できるか、フランス革命史理解のポイントをどこに見いだすことができるであろうか、という点について話します。目標に掲げてある4点は、いずれも複雑な要素からなるものですので、個別に詳細に立ち入るというよりも、講義では理解しやすいように、あくまで要点を整理して提示するようにします。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/24(金) 大西洋世界のなかのフランス革命
第2回 2018/ 8/31(金) 「出来事」の連鎖としてのフランス革命
第3回 2018/ 9/ 7(金) 挫折した「全体的革命」とその後
【テキスト・参考図書】
参考図書
『世界の歴史(21)アメリカとフランスの革命』(中公文庫)(ISBN:978-4122050198)
『フランス革命史の現在 』(山川出版社)(ISBN:978-4634672284)
『フランス革命』(岩波現代文庫)(ISBN:978-4006001896)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 福井 憲彦 |
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肩書き | 学習院大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文科学研究科修士課程(西洋史学)修了。東京大学文学部助手等を経て学習院大学文学部史学科で教鞭を執り、学習院大学長を経て、現在学習院大学名誉教授。フランスを中心としたヨーロッパ近代史を専門とし、著書訳書は多数。 |
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