学内講座コード:120705
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
東欧諸国とEU 衝突と協調の間で揺れ動く
申し込み締切:
2018年07月09日 (月) 23:30
開催日時:
7月11日(水)~ 8月 1日(水)/10:40~12:10
入学金:
8,000円
受講料:
11,664円
定員:
30名
講座回数:
4回
講座区分:
その他
その他:
ビジター価格 13,413円
補足:
-
【目標】
・東欧諸国はあれほど熱心にEU加盟を求めていたのになぜ最近になって加盟国の義務を守ることに熱心でなくなったのか
・東欧諸国の支配層にとってのEU加盟のメリットとデメリットを考える
・加盟国の義務を守らなかった場合の罰則について考える
・「欧州懐疑主義」の流れ、右翼民族主義の台頭、難民問題、イギリスのEU離脱、トランプ・ショック、ウクライナ危機などについて検討する
・東欧諸国にとってのEU加盟とNATO加盟の比重について考える
・東欧諸国の間の違いについて考える
・民主主義と市場経済の発展について考える
【講義概要】
EUは単なる地域統合組織ではなくて、一定の価値に基づいて結成されている。その価値を守れない国は除名されるおそれがある。ところが、東欧ではそのような国が続出しているのである。EU加盟前にはチェコやスロバキアのようにいわゆる「欧州懐疑主義」を表明する政権が登場する国もあった。EU加盟の時点ではもちろんすべての国が共通価値を守ると約束したが、ハンガリーやポーランドのようにそれを公然と無視する国も出てきている。ルーマニアやブルガリアのように価値を守りたくても守れない国もある。そこで、どのような価値を守らなければならないのか、守らなかった場合の罰則規定はどうなっているのか、東欧諸国はなぜ価値を守らないのか、NATO加盟との関係はどうなるのか、除名されたら政治体制や経済体制はどうなるのかなどの問題を考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 7/11(水) EU加盟、NATO加盟が東欧諸国にとってもった意義
第2回 2018/ 7/18(水) EU条約における加盟国の義務と制裁規定
第3回 2018/ 7/25(水) 民族保守主義政権の登場とEU加盟問題
第4回 2018/ 8/ 1(水) 欧州委員会、欧州議会、東欧諸国の対応
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合は8月8日に補講をいたします。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 伊東 孝之 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1941年三重県三重郡八郷村生まれ。東大教養学部教養学科国際関係論分科卒業後、同大学院社会科学研究科博士課程満期退学。ベルリン自由大学などに留学。北大スラブ研究センター、早大政経学部で教鞭を執る。比較政治学が専門。著書に『ポーランド現代史』など。 |
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