学内講座コード:110435
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
クラシック音楽「美」への旅立ち 芸術と科学の交錯する物語を通して
申し込み締切:
2018年04月05日 (木) 23:30
開催日時:
4月 7日(土)~ 6月16日(土)/14:45~16:15
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
50
講座回数:
10回
講座区分:
前期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
・私たちは音楽のどこに本当の美を発見するのか、何に感動するのかを、実際の曲の響きから知ることが第一の目標です。
・宇宙論や自然科学、そして造形芸術と、音楽がどう関わって発展し美を形成してきたか、時代を追って理解することも目標の一つです。
・音楽を言葉で深く味わうための新しい「物語」を創出することも目標です。
【講義概要】
古代ギリシャから現代、そして22世紀までの時代、時空を背景に、主人公がコペルニクス、ケプラー、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトら歴史上の大人物と出会い、音楽や科学、宇宙論、美や知的感動について語り合う「知性と感性の冒険物語」を軸に講義を進めます。その過程で視聴覚教材を活用し、ときに主旋律を口ずさんだり実際の楽器音の聴取などから生きた響きを体験し「音楽とは何か」ご一緒に感じ考えていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 4/ 7(土) 「宇宙の音楽」と音楽美への旅立ち
第2回 2018/ 4/14(土) 中世からルネッサンスへ――大パラダイム転換
第3回 2018/ 4/21(土) ルネッサンスからバロックへ――太陽の美から惑星の音階へ
第4回 2018/ 4/28(土) バロック音楽――科学と袂を分かった美学の元で
第5回 2018/ 5/12(土) J.S.バッハ――総合し源となる「大海」
第6回 2018/ 5/19(土) 新たな様式をめざして――ハイドンと「前古典派」音楽家たち
第7回 2018/ 5/26(土) モーツァルトの音楽宇宙ーージュピターと《魔笛》
第8回 2018/ 6/ 2(土) ベートーヴェン――協奏曲と交響曲のコスモロジー
第9回 2018/ 6/ 9(土) シューベルトーー天国的な無限、彼岸の響き
第10回 2018/ 6/16(土) 19世紀から20世紀へ――ルネッサンス以来の大パラダイム転換
【テキスト・参考図書】
テキスト
『「癒し」を越えるクラシック』(音楽之友社)(ISBN:9784276210035)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 茂木 一衞 |
---|---|
肩書き | 横浜国立大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学卒業(美学芸術学)、東京藝術大学大学院修士課程修了(音楽学)。横浜国立大学名誉教授。専門は西洋音楽史、音楽美学。主な著書は『「癒し」を越えるクラシック』(音楽之友社)、『音楽宇宙論への招待』(春秋社)等。音楽誌にて批評活動、CD・DVD解説多数。日欧でコンサート開催、指揮活動を行う。 |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.