学内講座コード:340709
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
メディアと権力 政治ニュースの裏側を読み解く
申し込み締切:
2018年01月23日 (火) 23:30
開催日時:
1月25日(木)~ 3月 1日(木)/10:30~12:00
入学金:
8,000円
受講料:
17,496円
定員:
45
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 20,120円
補足:
-
【目標】
・日本における「報道の自由」の現状を理解する。
・マスメディアが抱える問題点を把握し、その必要性について考える。
・言論・表現の自由の重要性を理解する。
・ニュースを読み解きながら、メディアと権力の関係性を考察する。
・フェイクニュースや大本営発表報道に踊らされないメディアリテラシーを身につける。
【講義概要】
日本の「報道の自由度」は何位かご存じだろうか。2016年度の国際民間団体の調査では世界72位という低いランクだった。言論と表現の自由に関する国連特別報告者も、政府の圧力にさらされるマスメディアの萎縮に強い懸念を表明した。日本のメディアの独立は守られているのか。メディアが政権にすり寄っていることはないのか。本講座では、主に日本や米国の政権がかかわる報道を、メディアと権力の関係に着目しながら、読み解いていくことにする。ニュースの背景を知ることで、言論・表現の自由の重要性を理解し、かつ、それぞれの報道に踊らされないためのメディアリテラシーを養うことをめざす。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/25(木) 揺れる日本型「表現の自由」
第2回 2018/ 2/ 1(木) 加計学園報道から読み解くメディアと権力
第3回 2018/ 2/ 8(木) 「マス」メディアの存在
第4回 2018/ 2/15(木) ジャーナリズムの使命と言論の自由
第5回 2018/ 2/22(木) 米国におけるメディアと権力 ― フェイクニュース問題を考える
第6回 2018/ 3/ 1(木) 戦争とメディア ― 大本営発表報道の失敗に学ぶ
【テキスト・参考図書】
テキスト
『放送法と権力』(田畑書店)(ISBN:978-4803803389)※第1、3、4回の教科書
『科学報道の真相 ― ジャーナリズムとマスメディア共同体』(ちくま新書)(ISBN:978-4480069276)※第2、5、6回の教科書
参考図書
『法とジャーナリズム(第3版)』(学陽書房)(ISBN:978-4313340244)※第1回の参考図書
『ジャーナリズムの行方』(三省堂)(ISBN:978-4385365374)※第3回の参考図書
『見張り塔からずっと ― 政権とメディアの8年』(田畑書店)(ISBN:978-4803803396)※第4回の参考図書
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 瀬川 至朗 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 毎日新聞ワシントン特派員、編集局次長などを経て2008年から早稲田大学政治経済学術院教授。専門はジャーナリズム研究。東京大学教養学部卒業。「劣化ウラン弾報道」のチーム取材でJCJ奨励賞。著書『科学報道の真相 ― ジャーナリズムとマスメディア共同体』(ちくま新書)で科学ジャーナリスト賞2017を受賞。 |
名前 | 山田 健太 |
肩書き | 専修大学教授 |
プロフィール | 専修大学人文・ジャーナリズム学科教授、早稲田大学大学院ジャーナリズムコース講師。専門は言論法、ジャーナリズム研究。1959年京都市生まれ、青山学院大学卒。日本ペンクラブ専務理事、情報公開クリアリングハウス、放送批評懇談会、自由人権協会の各理事等を務める。主著に『見張り塔からずっと~政権とメディアの8年』『放送法と権力』『法とジャーナリズム第3版』『現代ジャーナリズム事典』(監修)等多数。 |
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