学内講座コード:130416
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
日本絵画における人物の造形 描く・似せる・美しくする
申し込み締切:
2017年10月02日 (月) 23:30
開催日時:
10月 4日(水)~12月 6日(水)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
26,244円
定員:
30名
講座回数:
9回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 30,180円
補足:
-
【目標】
・日本絵画における人物描写の基本ルールを学ぶ
・美人画の中の女性像の変遷を学ぶ
・肖像画を描く際の美化、理想化について考える
【講義概要】
何度も繰り返されるスケッチと、スケッチを活かしながらも理想化された肖像画。写真をもとに描かれた肖像画。像主と似ている画であることを眼目としながらも、とる手法も目指す方向も異なります。平安時代から長い時間をかけて歴史を重ね、変化を遂げてきた肖像画は、江戸時代にもまた大きな変革の時を迎えます。一方で浮世絵の中の美人は、特定の人物を描きながらもほとんど個性が描き分けられない肖像画です。この講座では、人物を絵画化する、ということの問題点についてじっくり考えてみましょう。彼らの厳しい眼差しや繊細な指先が、多くのことを語りだすはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 4(水) 人物の造形
第2回 2017/10/11(水) 南蛮人の顔
第3回 2017/10/18(水) 又兵衛の顔−浮世絵前史
第4回 2017/10/25(水) 宗達の人物−型の借用
第5回 2017/11/ 1(水) 土佐派の細密画
第6回 2017/11/ 8(水) 浮世絵美人
第7回 2017/11/15(水) 肖像画の進化−スケッチと理想化
第8回 2017/11/22(水) 蘭画の中の人物
第9回 2017/12/ 6(水) 肖像画の変化−写真と絵画
【ご受講に際して】
◆2016年度冬講座・2017年春講座とタイトルは同じですが、各回講義では異なるテーマを取り扱います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 岡本 明子 |
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肩書き | 東京藝術大学大学美術館助教 |
プロフィール | 神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専門分野は日本絵画史、特に室町・桃山時代の障屏画。東京藝術大学大学美術館に助教として勤務するほか、早稲田大学文学部で講師を務める。 |
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