学内講座コード:130112
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 (東京都) ]
講座名:
『源氏物語』「常夏」巻(後半)から「野分」巻までを読む
申し込み締切:
2017年10月01日 (日) 23:30
開催日時:
10月 3日(火)~12月 5日(火)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
29,160円
定員:
60名
講座回数:
10回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 33,534円
補足:
-
【目標】
『源氏物語』の原文を丁寧に読み解くことを目標とします。たとえば、ある単語がなぜその箇所で用いられているのか、その必然性をじっくり考える、というような読み方を心がけるようにしたいとおもいます。
【講義概要】
現代語訳・概説書の類が多くある『源氏物語』ですから、この物語の世界のあらましをとらえることはある意味で容易です。しかし、できればその原文にもふれてみましょう。『源氏物語』の言葉が構築する世界のゆたかな拡がりは格別です。なるべくわかりやすい説明を心がけますので、初心者の方も遠慮されずにご参加ください。今学期は、「常夏」巻の後半から次の「篝火」巻、さらに「野分」巻の最後まで読みすすめます。光源氏の養女玉鬘(たまかづら)をめぐる求婚譚は、夏から秋へのうつりかわりとともになおつづきます。また、「野分」巻における野分(台風)の襲来は物語を大きく動かす契機となるのでしょうか。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 「常夏」巻までの概説、 「常夏」巻 段落〔七〕前半
第2回 2017/10/10(火) 「常夏」巻 段落〔七〕後半・〔八〕前半
第3回 2017/10/17(火) 「常夏」巻 段落〔八〕後半、「篝火」巻 段落〔一〕
第4回 2017/10/24(火) 「篝火」巻 段落〔二〕・〔三〕
第5回 2017/10/31(火) 「野分」巻 段落〔一〕・〔二〕前半
第6回 2017/11/ 7(火) 「野分」巻 段落〔二〕後半・〔三〕
第7回 2017/11/14(火) 「野分」巻 段落〔四〕・〔五〕前半
第8回 2017/11/21(火) 「野分」巻 段落〔五〕後半・〔六〕・〔七〕前半
第9回 2017/11/28(火) 「野分」巻 段落〔七〕後半・〔八〕
第10回 2017/12/ 5(火) 「野分」巻 段落〔九〕・〔一〇〕
【ご受講に際して】
◆教科書『古典セレクション 源氏物語(7)』の132・133ページ、「常夏」巻の梗概と作中人物の系図をあらかじめ見ておいてください。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『古典セレクション 源氏物語(7)』(小学館)(ISBN:978-4093620871)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 陣野 英則 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1965年福島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。平安時代文学を専攻。著書に『源氏物語の話声と表現世界』、『源氏物語論―女房・書かれた言葉・引用―』(ともに勉誠出版)、共編著に『王朝文学と東ユーラシア文化』(武蔵野書院)など。 |
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