学内講座コード:340411
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主催:
早稲田大学エクステンションセンター [ 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 (東京都) ]
講座名:
日本のジャズとハワイアンの歴史 音楽にみる日本近代文化の展開
申し込み締切:
2017年01月20日 (金) 23:30
開催日時:
1月27日(金)~ 3月 3日(金)/13:00~14:30
入学金:
8,000円
受講料:
16,191円
定員:
30
講座回数:
6回
講座区分:
後期
その他:
ビジター価格 18,330円
補足:
-
【目標】
・日本におけるジャズとハワイアンの歴史を、時代背景と主な音楽家・楽曲に焦点を当てながら概観する。
・世界的な流行音楽としてのジャズとハワイアンの日本における導入・展開を通じて、日本の近代化について考察する。
【講義概要】
浪曲や義太夫節が大流行していた1920年代、ジャズとハワイアンは一部の上流階級の趣味としてその受容が始まりました。この授業では、日本人の西洋楽器習得や輸入曲の翻訳、日系アメリカ人の活躍などを通じて、ジャズとハワイアンが日本の一般大衆にも広まり、戦後、一流音楽家のみならず、ジャズ喫茶やスチール・ギター歌謡など、独自の文化を生み出すに至った過程を、豊富な視聴覚資料とともに概説します。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/27(金) 社交ダンスの流行 / ジャズ・ソング(二村定一、川畑文子など)の誕生 / 和製ジャズ(服部良一、笠置シヅ子)の発展
第2回 2017/ 2/ 3(金) 『ダイナ』比較(ビング・クロスビー、ディック・ミネ、エノケン、サッチモ) / 戦後日本のビッグ・バンド(原信夫、宮間俊之、渡辺晋) / モダン・ジャズ(秋吉敏子、渡辺貞夫) / ジャズ喫茶の文化
第3回 2017/ 2/10(金) 日本のハワイアンのパイオニア、モアナ・グリー・クラブとハワイアン・ソングの流行 / 日本のハワイアン・バンド(村上一徳、朝吹栄一、山口銀次など) / 日本のハワイアン歌手(エセル中田)
第4回 2017/ 2/17(金) 日本のフラ~導入期から戦後の発展まで
【実演】ゲスト:根岸朋子先生
第5回 2017/ 2/24(金) ハワイの楽器~ウクレレ、スチール・ギター、スラックキー・ギター
【実演】ゲスト:山内雄喜先生
第6回 2017/ 3/ 3(金) 和製ハワイアンの系譜(灰田晴彦・勝彦兄弟、バッキー白片、大橋節夫、和田弘など) / 牧伸二のウクレレ漫談から日本のウクレレ・ブームまで(オータサン、ジェイク・シマブクロなど)
名前 | 早稲田 みな子 |
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肩書き | 早稲田大学講師、東京藝術大学講師 |
プロフィール | 東京藝術大学音楽学部楽理科卒業後、インディアナ大学で音楽学修士号、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で音楽学博士号取得。専門分野は日系アメリカ人の音楽と歴史。主な著作に “Music in Camp (日系人強制収容所における音楽)”(オンライン事典Densho Encyclopedia掲載)がある。 |
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