学内講座コード:20AWL08
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主催:
東京理科大学 オープンカレッジ [ 東京理科大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
日本の科学の歴史を紐解く~東京理科大学の歴史を近代日本科学史の中に位置づける
申し込み締切:
2021年02月13日 (土) 23:30
開催日時:
2021/2/20(土)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
3,000円
定員:
50
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座概要】
毎年のノーベル賞候補者、もしくは受賞者に日本の研究者の名前が並ぶことは、もはや恒例行事のようになっています。しかし近年、日本の科学研究力が総体として低下していると言われていることを聞いたことがあるのではないでしょうか。研究者の高齢化、過度な競争的環境の導入、研究者の疲弊、研究費の減少など、さまざまな要因によって特にこの10年、他国と比べ日本の科学力が低下していると考えられているのです。科学力の低下を嘆く前に、少し冷静に考えてみましょう。そもそも科学研究力(科学力)の低下を嘆く人たちは、日本のどのような現象を指して嘆いているのでしょうか。「科学力の低下」を自明のものとして歴史を振り返るのではなく、その議論自体の歴史にも踏み込んでみたいと思います。本講座では、「科学力の低下」の話題を導入に、より長期的視点から近代日本科学史を捉え直すことを目指します。現代科学と歴史的思考の関係、科学(そして「科学力の低下」論も)を歴史的に問うことの意味についても考えてみたいと思います。
また、東京理科大学の建学の精神は「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」です。先人たちが築き上げてきた東京理科大学の歴史についてもふれていきます。「こんなに凄い偉人がいた」という本学に閉じた英雄伝ではなく、先人たちと本学の歴史を開き、近代日本科学史の中に位置付けたいと考えています。
【キャンセルポリシー】
キャンセル料は受講申し込み完了後から発生しますので、ご注意ください。必ず、受講お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約でご確認ください。
【講座スケジュール】
2021/2/20(土) 講座概要を参照
【対象】
社会人全般
名前 | 愼 蒼健 |
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肩書き | 東京理科大学 工学部 教養 教授 |
プロフィール |
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