学内講座コード:
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主催:
東海大学生涯学習講座事務局 [ 東海大学 ユニコムプラザさがみはら (神奈川県) ]
講座名:
今、蘇る『方丈記』を読もう
申し込み締切:
2017年05月26日 (金) 23:30
開催日時:
6/5,6/19,6/26,7/3,7/10(月)/15:10~16:40
入学金:
-
受講料:
10,000円
定員:
27
講座回数:
5回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
3.11の東日本大震災の深い傷跡も癒えないうちに、 熊本・鳥取等の地震が相次ぎ、一方ではグローバル化の 総称の下で国内外が混乱に陥り、私たちの生活にも不安 と不透明感が拡がり続けています。
そんな世の中で『方丈記』は今、あらためて評価を 受けつつ見直されている古典文学といえましょう。それ は、必ずしも順調とはいえなかった人生行路を歩いた作者鴨長明が、当時の大地震や大火、飢餓等の不安定な時代を実体験を通して培った自分史の中に、今日の私たち が800年の時空を超えてもなお共感するところがたくさ んあるからにほかならないからではないでしょうか。
ここでは、原典をすでに読み始めている方々も含め、 あらためて皆さんと共々にそのことを確認しながら共有していきたいと思います。テキストは大福光寺本影印を 用意します。
【講座スケジュール】
第1回6/5 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水に あらず」はなぜ「建暦2年」(1212)に書かれたのか
第2回6/19 作者鴨長明のつぶやきと自分史
第3回6/26 「世の不思議」と五大災厄
第4回7/3 同上
第5回7/10 長明と『方丈記』という作品の成立
定 員 27名(最少開講人数 9名)
申込期間 2月22日(水)~5月26日(金)
名前 | 蟹江 秀明 |
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肩書き | 元東海大学文学部日本文学科教授、東海大学名誉教授 |
プロフィール | 専門は日本中世文学、特に軍記物語『平家物語』『太平記』、講義・演習『小倉百人一首』など。 ○著書:『徒然草I、II』、『不透明時代における教育の進路』等、日本文学、教育関係多数 |
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