学内講座コード:”2211G103
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
鉄道の黎明から鉄道網の広がり
申し込み締切:
2022年05月11日 (水) 23:30
開催日時:
5月21日(土)~5月28日(土)/13:00~14:30
入学金:
3,000円
受講料:
5,000円
定員:
50
講座回数:
2回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
2021年春期より「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ」講座がスタートしました。北海道から沖縄まで、日本全国の魅力ある個性的なミュージアムとそのコレクションについて、現地からオンラインで講座をお届けします。今回は、鉄道の総合博物館として鉄道文化遺産の保存や継承を担う「京都鉄道博物館」です。鉄道発展の歴史や役割、文化としての鉄道を考えてみます。
京都鉄道博物館は、2016(平成28)年4月29日に、「見る、さわる、体験する」の展示コンセプトで、鉄道の歴史や文化を様々な角度から体感する施設として開業しました。
日本で初めての鉄道が新橋~横浜間で開業し、2022年で150年になります。全国に整備された鉄道網、蒸気機関車から新幹線電車へ、快適性と安全性を追求した技術革新など、鉄道は私たちの生活とともに歩んできた一つの文化となっています。当館にはその歩みを象徴する53両の鉄道車両や1914(大正3)年竣工の梅小路機関車庫(扇形車庫)などの鉄道文化遺産などが保存され、150年の技術・文化・人々の暮らしを学ぶことができます。
また車輪の摩擦やブレーキ装置などの車両のしくみ、踏切・軌道自転車・信号などの鉄道の設備、運転シミュレータ・運行システムなどの列車の安全運行のしくみを、自分の手で触って動かし体感することで、自らが発見する楽しさや驚きの中で理解できるように工夫しています。
鉄道ファンのみならず多くの方々に鉄道の魅力を感じ、関心を持っていただければ幸いです。
この講座では京都鉄道博物館が所蔵する代表的な鉄道遺産の紹介と共に、明治期に鉄道普及や技術革新に尽力した人々の軌跡を通して、日本の鉄道のあゆみを紹介します。
また、大正期から昭和前期には世界恐慌や関東大震災など様々な不況に見舞われますが、その中で鉄道では列車愛称を導入するなど、新しい取り組みも多く登場しました。歴史背景や世相を交え、現在まで続く鉄道の特色を改めてひもときます。
【講座スケジュール】
第1回 05-21 13:00~14:30
第2回 05-28 13:00~14:30
日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ第6弾
京都鉄道博物館
京都鉄道博物館
住 所:京都市下京区観喜寺町
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休 館 日:毎週水曜日・年末年始(12/30~1/1)ほか
※祝日、春休み、夏休み等は開館。詳細はHPでご確認ください。
観 覧 料:一般 1,200円
大学生・高校生 1,000円
中学生・小学生 500円
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 岡本 健一郎 |
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肩書き | 京都鉄道博物館 学芸員 |
プロフィール | 広島大学大学院文学研究科博士課程後期中退。専門は日本近世近代史。長崎歴史文化博物館研究員、長崎県立大学非常勤講師を経て、京都鉄道博物館学芸員。「明治の鉄道人物伝~鉄道の夜明けを支えた14人の男たち~」、特集展示「新快速50年」など、展示の企画に携わる。江戸時代の長崎での海外交流、明治期の近代産業のはじまりと鉄道の普及について、研究を続けている。 |
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