学内講座コード:”2141T012
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 オンライン講座 (オンライン) ]
講座名:
「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀 オランダ絵画展」:展覧会の見どころ 東京の魅力ある博物館・美術館シリーズ:東京都美術館
申し込み締切:
2022年02月21日 (月) 23:30
開催日時:
2月22日(火)/18:00~19:30
入学金:
3,000円
受講料:
3,000円
定員:
25名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
東京都美術館は「アートへの入口」として、誰もが気軽に訪れることができ、「創造と共生の場」となり、「心のゆたかさの拠り所」となることをミッション(使命)に掲げています。世界の名画や現代作家の作品に出会うことができるだけでなく、子どもから大人までが楽しめるさまざまなプログラムが用意され、人と作品、人と人の対話によるコミュニケーション活動にも参加することができます。そんな東京都美術館をもっと身近に感じてもらうため、2020年度より展覧会の担当学芸員による講座シリーズを開始しました。
東京都美術館では、2022年年明けから「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(2022年1月22日(土)~4月3日(日))が開催されます。本展はドレスデン国立古典絵画館が所蔵する17世紀オランダ絵画の名品をご紹介するものです。中でも、ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、画家が自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。1979年に行われたX線調査で、本作の壁面には、当初、キューピッドを描いた画中画が描かれていたことが判明しました。長年、それを消したのは、フェルメール自身だと考えられてきました。しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されたという調査結果が2019年に発表されました。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を、所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でのお披露目に次いで公開します。加えて、同館が所蔵するレンブラント、メツー、ファン・ライスダールなどオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。この講座では、展覧会の見どころや、《窓辺で手紙を読む女》を中心とした出品作品について解説します。
【講座スケジュール】
第1回 02-22 18:00~19:30
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 髙城 靖之 |
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肩書き | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館企画調整課事業係 学芸員 |
プロフィール | 慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。文京区役所アカデミー推進課学芸員を経て、2017年から現職。これまで、「ブリューゲル 画家一族150年の系譜」(2018年)、「ハマスホイとデンマーク絵画」(2020年)などの展覧会を担当。専門は17世紀オランダ絵画。 |
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