学内講座コード:”1941H012
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
ドイツ語中級講読 【冬期】 ペーター・ヘルトリング 『ヒルベルという子がいた』を読む
申し込み締切:
2020年01月23日 (木) 23:30
開催日時:
1月24日(金)~3月13日(金)/10:30~12:00
入学金:
3,000円
受講料:
19,900円
定員:
20名
講座回数:
8回
講座区分:
その他
その他:
補足:
-
【講座内容】
秋期講座に引き続き、冬期講座でもドイツの作家ペーター・ヘルトリング(1933-2017)の児童文学作品『ヒルベルという子がいた』を講読します。1973年に書かれたこの作品は、出産時に脳に重い障害を負い、施設に収容されているヒルベルという男の子が主人公です。両親にも見捨てられ、施設でも問題行動ばかりを起こし、なかなか居場所を見つけられないヒルベルという少年を描くことで、子どもにとってのみならず、人間にとっての居場所とは何か、人間は他人に対する居場所をはたしてどの程度まで用意することができるのかという問題に触れている物語なのではないかと思います。簡潔な文体で書かれたこの作品をドイツ語の原文で読むことで物語の深部に触れることができればと思います。秋期講座では物語の前半部分を読みましたが、今回は後半を最後まで読了します。冬期からのご受講も歓迎します。どうぞご参加ください。
●『ヒルベルという子がいた』を読む
【講座スケジュール】
第1回 01-24 10:30~12:00
第2回 01-31 10:30~12:00
第3回 02-07 10:30~12:00
第4回 02-14 10:30~12:00
第5回 02-21 10:30~12:00
第6回 02-28 10:30~12:00
第7回 03-06 10:30~12:00
第8回 03-13 10:30~12:00
※テキストは各自事前購入:『Das war der Hirbel』Peter Härtling(Beltz&Gelberg) 参考価格 920円(為替により変動があります)(ISBN:978-3407782182)
※持ち物:独和辞典(電子辞書可。6万語以上収録のものが望ましい)
※「ドイツ語中級講読【秋期】」(2019年度秋期実施)の継続講座ですが、参加時の個所から開始することを了承してくださるのであれば、新規の受講も歓迎します。
【対象者】
ドイツ語の文法を一通り終えられている方
単位数:2単位
名前 | 西野 路代 |
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肩書き | 首都大学東京非常勤講師 |
プロフィール | 首都大学東京・大妻女子大学非常勤講師 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得 専門分野は現代ドイツ文学、現代オーストリア文学 著書に『エルンテ』(共著)など |
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