学内講座コード:”1921T011
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主催:
東京都立大学オープンユニバーシティ [ 東京都立大学 飯田橋キャンパス (東京都) ]
講座名:
江戸の大名屋敷と明治大正昭和の軍用地 大名屋敷はどうなったのか?軍用地はどうなったのか?
申し込み締切:
2019年08月22日 (木) 23:30
開催日時:
8月23日(金)~9月6日(金)/18:00~19:30
入学金:
3,000円
受講料:
7,500円
定員:
40
講座回数:
3回
講座区分:
数回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
江戸には三百諸侯の大名屋敷が存在していました。明治政府は大名屋敷の多くを官有地とし、首都に必要な宮殿、官庁街、軍用地、オフィス街、大学、公園、大使館、鉄道駅、市場などに活用しました。首都東京は大名屋敷の転用によって成立したといえます。また、後楽園・六義園など著名な大名庭園は都立公園になりました。大正昭和初期、都心から郊外に軍施設が移転し、目黒区、世田谷区、北区、板橋区などの市街化が進みます。戦後、旧軍用地は住宅・公園・大学等に活用され、進駐軍の基地・住宅になりました。1964年オリンピックを契機に、代々木の米軍住宅地が返還され、競技場、選手村(その後、都立公園)、渋谷区役所、NHKなどに活用されました。近年の超高層再開発も元は大名屋敷の場所が少なくありません。大名屋敷と軍用地がどう変容していったのかという観点から、東京の近代・現代の都市形成と都市づくりの特色を解明します。
【講座スケジュール】
第1回 08-23 18:00~19:30
第2回 08-30 18:00~19:30
第3回 09-06 18:00~19:30
※参考図書:『東京都市計画の遺産 ─防災・復興・オリンピック』越澤明(ちくま新書)1,058円(税込)、『東京都市計画物語』越澤明(ちくま学芸文庫)1,512円(税込) 。
※2018年度冬期の同名講座と重複する内容になりますが、更に掘り下げた解説を行います。
【対象者】
専門家向け:公務員(事務・技術)、小学校、中学・高校教員、大学教員、大学院生など(一般の方で都市政策まちづくりに興味のある方)
単位数:1単位
名前 | 越澤 明 |
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肩書き | 北海道大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士(東京大学)。北海道大学大学名誉教授。著書『東京の都市計画』(岩波新書)から『東京都市計画の遺産』(ちくま新書)まで主著は新書・文庫として出版。学会賞多数。 |
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