学内講座コード:311037
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主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
畜生・餓鬼・地獄の三悪道の世界を考える
申し込み締切:
2019年04月03日 (水) 23:30
開催日時:
4月 4日(木)~ 9月19日(木)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
12,000円
定員:
50名
講座回数:
8回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座内容】
仏教には六道という六つの迷いの世界があると考えられています。六道のなかでも畜生・餓鬼・地獄は三悪道とされます。中世の史料に「悪道」、「悪趣」などの記事がみられますが、悪道とは地獄ばかりとは限りません。「悪道」、「悪趣」とは、これら畜生・餓鬼・地獄を含めた意味で語られる場合があります。
六道のなかでも私たちの世界である人間界を含めた天・人・修羅の三善道と三悪道では何が異なっているのか。悪道は来世に堕ちたくない世界であることはわかるのですが、善道と悪道の違いから、因果応報や来世と言った現代人と異なっていた中世人の仏教に対する観念を考えます。こうした中世人の感覚を踏まえて、古典や説話を読むと、また違った中世像が見えてくると思います。
【講座スケジュール】
第1回 4月 4日(木) 畜生を殺生する
第2回 4月25日(木) 畜生の欲
第3回 5月23日(木) 畜生の殺生と神仏習合
第4回 6月27日(木) 畜生の敵討ち
第5回 7月25日(木) 絵巻における右と左
第6回 8月 8日(木) 餓鬼の種類
第7回 8月22日(木) 餓鬼の欲
第8回 9月19日(木) 『餓鬼草紙』の世界
【教材】
畜生・餓鬼・地獄の中世仏教史 因果応報と悪道 吉川弘文館 1,836円(税込み)
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。 山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
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