学内講座コード:301061c
この講座について質問する※現在、この講座の申し込みは
行っていません。
主催:
武蔵野大学 社会響創センター事務課 [ 武蔵野大学 三鷹サテライト教室 (東京都) ]
講座名:
漱石前期三部作『それから』の魅力―高等遊民と魔性の女― 連続講座【夏目漱石生誕150年記念】第2弾
申し込み締切:
2018年05月31日 (木) 23:30
開催日時:
6月1日(金)/13:00~14:30
入学金:
-
受講料:
1,500円
定員:
23
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
補足:
-
【講座内容】
連続講座の中で漱石の『それから』を担当します。
「三四郎」「それから」「門」という前期青春3部作の真ん中です。
ヒロインと距離をとったままの「三四郎」
ヒロインとすてに結婚している「門」
その中間にある「それから」では、主人公とヒロインの距離感が微妙です。
親友の妻となっているヒロインが自分に迫ってくる。
女のしたたかさに負けて、たじたじになっている主人公。
前期の漱石作品の主人公は、どれもダメ人間なのですが、
この作品の主人公がとくに優柔不断で、笑える人物です。
しかしここには漱石の人間観と、社会への見方が色濃く出ているように思います。
そのあたりのことをお話ししたいと思います。
※お手持ちの『それから』をお持ち下さい。
* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)
【講座スケジュール】
第1回 6月 1日(金)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 三田 誠広 |
---|---|
肩書き | 本学教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長 |
プロフィール | 早稲田大学文学部卒。作家、日本文藝家協会副理事長。1977年、『僕って何』で芥川賞。1988年より早稲田大学で「小説創作」の講座を担当。早稲田大学客員教授、武蔵野大学客員教授を経て、現在は武蔵野大学文学部教授、文学部長。主な著書『いちご同盟』『天気の好い日は小説を書こう』『空海』『日蓮』『親鸞』『西行』『菅原道真』『道鏡』『聖徳太子』『実存と構造』『数式のない宇宙論』『星の王子さま』(翻訳) |
© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.