学内講座コード:18120015
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主催:
明治大学リバティアカデミー [ 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス (東京都) ]
講座名:
源氏物語を読み直す(17)―歴史・文化史・文学史から― 宇治十帖の物語(椎本・総角・早蕨巻)ー八宮の死・薫の大君への求婚・中君と匂宮・大君の死ー
申し込み締切:
2018年04月11日 (水) 23:30
開催日時:
4月19日(木)、 4月26日(木)、 5月10日(木)、 5月17日(木)、 5月31日(木)、 6月 7日(木)、 6月21日(木)、 6月28日(木)、 7月12日(木)/13:00~14:30
入学金:
3,000円
受講料:
21,000円
定員:
40名
講座回数:
9回
講座区分:
前期
その他:
補足:
-
【講座趣旨】
本講座では源氏物語の歴史的文化史的背景を確かめ、日本文学史のみならず中国文学との関わりも視野に入れつつ、源氏物語の深く多面的な世界を読み解いていきたいと思います。今期は宇治十帖の物語、橋姫巻に続く、椎本(しいがもと)、総角(あげまき)、早蕨(さわらび)巻の物語を読みます。出生の秘密を知った薫の苦悩、八宮(はちのみや)の死、薫と大君(おおいきみ)との悲恋、匂宮と中君(なかのきみ)との結婚、大君の死までの物語です。宇治十帖の物語の前半に当たりますが、正編の物語とは次元の異なった恋物語の展開を鑑賞します。
【講義概要】
第1回 4月19日(木) 春、匂宮と薫、宇治川の遊覧ー匂宮、八宮の姫君に心を寄せる(椎本巻)
第2回 4月26日(木) 秋、八宮、薫に姫君たちの後見を託して死去、姫君たちの傷心(椎本巻)
第3回 5月10日(木) 冬、薫、宇治を訪ねて大君と語り合う(椎本巻)
第4回 5月17日(木) 秋、薫、八宮の一周忌の準備に宇治を訪ね、大君に胸中を訴える(総角巻)
第5回 5月31日(木) 薫、八宮の喪明けて宇治を訪ねるが、大君に逢えず中君と語り明かす(総角巻)
第6回 6月 7日(木) 薫、匂宮を宇治に案内し、匂宮は中君と結婚、大君、薫を恨む(総角巻)
第7回 6月21日(木) 冬、大君、匂宮の不実を嘆き病に臥す?大君の死(総角巻)
第8回 6月28日(木) 春、薫、宇治に中君を訪ねる(早蕨巻)
第9回 7月12日(木) 中君、匂宮に迎えられて二条院に入るー薫、中君を匂宮に譲ったことを悔やむ(早蕨巻)
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
名前 | 日向 一雅 |
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肩書き | 明治大学名誉教授、(一社)紫式部顕彰会理事 |
プロフィール | 東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。 |
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