学内講座コード:
この講座について質問する主催:
共立女子大学・共立女子短期大学 [ 共立女子大学・共立女子短期大学 公開講座(対面) (東京都) ]
講座名:
【公開講座】家庭洗濯のしくみと環境への影響
申し込み締切:
2024年05月29日 (水) 23:30
開催日時:
6月8日(土)/13:00~15:00
入学金:
-
受講料:
0円
定員:
30名
講座回数:
1回
講座区分:
1回もの
その他:
詳細は共立女子大学・共立女子短期大学公開講座HPをご確認ください。講座内容及び開講日、開講形態は変更する場合があります。
補足:
-
「洗濯」は日常的に行われる家事の一つですが、洗濯機の中で何が起きているか想像したことがありますか?洗濯機に洗濯物と洗剤を入れてスタートボタンを押したら、あとはすべて洗濯機にお任せ!という方が多いのではないでしょうか。繊維に付着した汚れを除去する過程では、水(溶媒)と洗剤(主成分である界面活性剤)と洗濯機(機械力)が重要な役割を果たしています。家庭洗濯(湿式洗濯)における仕組みを理解し、水と洗剤と洗濯機の役割を知ることで、落ちにくい汚れを落とす方法や衣服が傷まないように洗濯する方法など、様々なことに役立てることができます。
また、近年地球規模で問題視されている海洋プラスチック汚染問題にも、家庭洗濯が関与している可能性があります。ナイロンやポリエステルなどで作られた衣服を家庭で洗濯することによって、細かいファイバーが流出することがわかっており、それらが海洋汚染の原因になることが懸念されているのです。私たちが研究室で行っている実験内容を使って、実際の洗濯で排出されるファイバーについてご紹介します。
家庭におけるより良い洗濯と、環境問題に与える影響を踏まえて、私たちがこれからどのように洗濯と向き合っていけばよいのかを一緒に考えていけたらと思います。
※本講座は、研修センター杉並寮での【対面での開講】を予定しております。
詳細は共立女子大学・共立女子短期大学公開講座HPをご確認ください。講座内容及び開講日、開講形態は変更する場合があります。
名前 | 後藤 純子(ごとう すみこ) |
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肩書き | 共立女子大学 家政学部 教授 |
プロフィール | 共立女子大学家政学部被服学科教授。共立女子大学大学院家政学研究科人間生活学専攻修了。博士(学術)。専門は、被服管理学、染織品保存科学。著書に『被服管理学』(共著)等があり、近年は、洗濯時のマイクロプラスチックファイバー流出に関する論文発表等がある。昨年度より、衣料用洗剤に関するJIS改正委員も務めている。 |
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