学内講座コード:19B1615501
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主催:
神奈川大学 [ 神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス) (神奈川県) ]
講座名:
浮世絵の歴史をたどる
申し込み締切:
2019年11月27日 (水) 23:30
開催日時:
11月28日(木)、12月12日(木)、 1月 9日(木)、 1月23日(木)/15:00~16:30
入学金:
-
受講料:
6,500円
定員:
30
講座回数:
4回
講座区分:
後期
その他:
5800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足:
-
【講座内容】
これまで「浮世絵でたどる神奈川」と題して、神奈川にゆかりの浮世絵を紹介してまいりましたが、今回は浮世絵の歴史をたどってみたいと思います。浮世絵というと、錦絵といわれる多色摺木版画を思い浮かべますが、じつは絵師が描いた肉筆浮世絵と錦絵に代表される浮世絵版画とが、車の両輪のようにして発展してきました。今回の講座では、肉筆浮世絵と初期の浮世絵版画を中心にご紹介します。
まず肉筆浮世絵では、寛文時代に描かれた美人図から、浮世絵の祖と言われる菱川師宣をはじめ、錦絵の名品でも知られる勝川春章、さらに江戸文化が熟成された文化文政時代に活躍した歌川派や葛飾派の美人像をとおして、各時代の風俗などを詳しく見ながら、日本の美意識である「粋(いき)」についても考えてみたいと思います。また浮世絵版画では、墨摺絵といわれる最初期の浮世絵から、錦絵誕生に至るまでの、様式や技法についての解説も交えながら、浮世絵に何が描かれてきたのかを探ります。
【講座スケジュール】
第1回11月28日(木) 肉筆浮世絵
第2回12月12日(木) 肉筆浮世絵
第3回 1月 9日(木) 初期浮世絵版画
第4回 1月23日(木) 初期浮世絵版画
【教材】
※教材費は受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。
名前 | 小池 満紀子 |
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肩書き | 公益社団法人 川崎・砂子の里資料館理事、中外産業株式会社美術担当、国際浮世絵学会理事 |
プロフィール | 共著・論文に、『日本の近代絵画』(ブレーン出版、1997 年)、「甲州谷村の浮世絵」(山口桂三郎編『浮世絵の現在』勉誠出版、1999 年)、『月岡芳年 魁題百撰相』(二玄社、2012 年)、「浮世絵に見る川崎の街とお大師さま」(『同行二人』アートデイズ、2015 年)、『広重TOKYO 名所江戸百景』(講談社、2017 年)、『小原古邨の小宇宙』(青幻社、2018 年)など。 |
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