中国をどう理解するか、そして日本をどうするか

※現在、この講座の申し込みは
行っていません。

• 講座詳細

  戦争の無い１万4千年もの定住生活を送った縄文人は、長江流域から水稲を伝えた渡来人を受容して弥生人となり、漢字や律令制、医学建築などを伝えた帰化人の助けで国家を統一し、西欧文明を吸収して近代化しました。一方、秦の始皇帝の専制統治システムが歴代王朝に継承され、現在は目覚ましい経済発展を遂げた中国は、多くの社会課題や経済構造問題を抱え、国際秩序の一方的変更や人権問題をめぐって民主主義諸国との対立が激化しています。世界が歴史的転換期を迎えた今、日本の進むべき道を考えます。
  
  【スケジュール】
  第01回 01月22日(土) 秦の始皇帝以来の専制統治システム、欧米日帝国主義による蚕食と近代化
  第02回 01月29日(土) 投資が牽引した中国の経済成長、社会のデジタル化、高齢化、金融リスク
  第03回 02月12日(土) 社会主義か民主主義か、国際金融資本とIT独占企業、日本の歩むべき道は何か

• 備考

  授業内容は、国際政治情勢によって変更する場合があります。

• 講師陣

  名前	藪内 正樹
  肩書き	敬愛大学 経済学部　教授
  プロフィール	東京大学工学部原子力工学科卒業後、日本貿易振興機構(JETRO）に入構。 香港大学で中国語（標準語）の研修のほか、北京事務所員、大連事務所長、上海事務所長、海外調査部長、上席主任調査研究員等を務める。 平成26年4月より、本学にて中国ビジネス論、世界の流通産業 、医療と健康の経済学、地域企業経営論等の講義を担当。 インタビュー記事 http://juken.u-keiai.ac.jp/keiaijin/45626/