ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴く 遊びの世界か? 夢想の世界か?

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• 講座詳細

  【講座内容】
  ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の内、初期の作品群の中から6曲についてお話しします。弦楽四重奏曲は彼の生涯に渡って作曲され続けたジャンルです。今回は初期の作品を通じて、弦楽四重奏曲のジャンルに取り組むベートーヴェンを考えたいと思います。また古典主義に位置づけられるモーツァルトやハイドンの作品との比較から当時のウィーンの音楽界を考えます。お話は楽譜を見ながらCD を聞き比べる形で行います。
  
  【講座スケジュール】
  第1回 4月22日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第3番ニ長調作品18の3-初めての作は何処までも明るくて
  第2回 5月27日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第1番へ長調作品18の1-他人に見せないでください
  第3回 6月 3日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第2番ト長調作品18の2-《挨拶四重奏曲》
  第4回 6月17日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第5番イ長調作品18の5-アマデウスの跡継～
  第5回 7月 1日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第4番ハ短調作品18の4-「悲劇的に」成功した短調作品の嚆矢か
  第6回 7月15日(日) 10:40～12:10 講師：網野 公一
  　弦楽四重奏曲第6番変ロ長調作品18の6-ロマン主義を意識して

• 備考

• 講師陣

  名前	網野 公一
  肩書き	玉川大学教授
  プロフィール	１９８９年３月学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得。玉川大学リベラルアーツ学部教授。日本ホルン協会監事。主な著書に「モーツァルト・スタディーズ」（玉川大学出版部、共著）、「コンサートの文化史」（柏書房、共訳）。その他論文として、「モーツァルトの初期ピアノソナタに於ける古典主義」、「モーツァルトのマンハイム楽派の受容」、「『熱情』を読む」など多数。